1950-01-24 第7回国会 衆議院 法務委員会 第3号
○猪俣委員 先般も法務府の政府委員に質問をいたしたのでありますが、旧海軍の海仁会なるものは解散団体として指定せられ、それの財産、動産不動産共に株式会社久里浜会館というものに移されておるのであります。ところがこの解散団体の財産は、そのまま当局に申告しなければならぬはずでありまするのに、ほとんど動産のごときは十分の一も申告してない、相当の物資を隠匿してしまう。
○猪俣委員 先般も法務府の政府委員に質問をいたしたのでありますが、旧海軍の海仁会なるものは解散団体として指定せられ、それの財産、動産不動産共に株式会社久里浜会館というものに移されておるのであります。ところがこの解散団体の財産は、そのまま当局に申告しなければならぬはずでありまするのに、ほとんど動産のごときは十分の一も申告してない、相当の物資を隠匿してしまう。
そのまた株式会社久里浜会館の專務である柴田某、これは淺野物産株式会社の大阪支店長、これも追放された人物であります。それから常務というのが、合名会社久里浜会館をやつて、前から海人会の実際の実権を握つておつた北川菊松である。監査役が近藤百合子という女であるが、これは何か海軍大佐の未亡人であるとかいうことである。